自著について

今、ブログの記事をカテゴリー分けしています。これが結構、面倒です。自分で言うのもなんですが、、、よくこんなにいくつも記事を書いてるなあって少し感心しちゃいました。けど、ブログを開設してから3年が経過すれば、記事もそれなりに貯まるのも当然だし、2、3カ月更新してなかったりもするから、シリアの現状を伝えるという立場からすればまだまだ足りないなあと反省したりもします。

改めて宣伝させてください。僕のブログなんで、自著を紹介しないわけにもいきません。今月、本を出しました。タイトルは「シリア 戦場からの声 内戦 2012-2015」です。これまでのシリア取材をまとめたものになります。大きな書店、ネットストアで購入が可能です。

2012年3月、ダマスカス・ドゥーマ、2012年10月、2013年2月、アレッポ、2014年5月、イドリブ・アレッポ、2015年4月、コバニ。これがシリアの取材で訪れた地域です。どの取材も本を書き上げる上で欠かすことができませんでした。ただ字数にも限りがあり、零れ落ちたエピソードも多数です。それらのエピソードを取り除いて、原稿に書き加えたのが、ダマスカス・アレッポでの一斉蜂起、虐殺事件、化学兵器の使用、ISISの台頭、犠牲となった日本人の方々などです。あとはちょろっと僕のことも書かせていただきました。

今のシリアの現状は複雑です。本の最初に地図と勢力関係図を書き入れましたが、勢力関係図に関しては苦労しました。ただこの勢力関係図は自作であり、他の方が見れば、また違った関係図が生まれることだろうと思います。また同じ組織でも地域によって他の組織との関係(協力してたり、敵対してたり)が異なったりします。そして月単位で勢力図にも変化が見られます。あくまで参考に見ていただければと思います。

その複雑なシリア情勢ですが、僕が初めて訪れたときは、そんな気配はありませんでした。反体制派とアサド政権。その構図が長引く内戦で変容して現在に至ります。どのようにシリアが変わっていったのか。そのことが読者の方々にうまく伝わればいいのですが。苦労しましたが、頑張って書き上げました。気軽に買えるほど値段は安くはありませんが、よろしくお願いいたします。

しばらく現地には取材に行けないですが、これからも引き続きシリアの出来事をブログを通して伝えていければと思っています。