無事に帰国しました

大変、ご無沙汰していました。

このブログを見ている方ならツイッターも確認済みだと思っていたので、ブログの更新を怠っていました。申し訳ありません。

今回は約3ヶ月、トルコに滞在していました。そのうち2週間はシリアに行っておりました。ただこの時期にシリアに入国したことで、外部の方から連絡がありまして、いろいろと忠告をされました。その際に「シリアには入っていません」と僕は言いました。これは決して嘘ではありません。厳密に言えば、僕はシリアではなく西クルディスタンに入っていました。見苦しい言い訳に聞こえるかもしれませんが、実際にコバニを訪れてみれば、ここがシリアでないことを実感します。もちろんシリアで戦う反体制派はこの言い分には猛烈に異議を唱えることだろうと思いますが。

シリアに入ることはおススメしません。ただ必要な手順を踏まえれば、少なくとも「誘拐」のような犯罪に巻き込まれる可能性は排除できます。確かにあのような事件が発生した後にシリアに足を運ぶなんて馬鹿者だと思われる方が大半だと思います。でも海外に目を向ければ、記者や写真家は今でもシリアに入っています。フリーランスだけじゃなく、大手メディアもです。100パーセント安全な取材なんてどの世界でもそれは取材と呼べるものではありません。取材に様々なリスクは付き物です。もちろん無謀な試みは論外です。

僕はスナイパーに撃たれて頭部が吹き飛ぶ、機関銃で蜂の巣にされる、樽爆弾で木端微塵になる、負傷して障害を抱える、これはリスクの許容範囲です。もちろん嫌ですが、そうなっても仕方がないという覚悟です。既に右下アゴ飛ばしてますし。なぜならこれを完全に避ければ、シリアで良い取材はできないからです。ただ絶対に許容できないことがあります。「人質になる」です。なので4月中旬にはクルディスタンから戻ってきたにもかかわらず、6月中ごろまでトルコにいました。そんなわけです。

先月の29日発売の「週刊金曜日」と現在発売中の「軍事研究」で記事と写真を掲載しています。機会があれば、読んでいただければ幸いです。

というわけで、昨日から既にバイトを始めており、通常モードに入りました。今後、また行くのでは?と周りから言われていますが、予定は一切ありません。