化学兵器使用か-追加-

http://www.nytimes.com/2014/04/13/world/middleeast/damascus-and-rebels-trade-blame-in-gas-attack.html?ref=middleeast

金曜日の夕方、ハマ県の村Kfar Zeitaで化学兵器が使用された。呼吸困難に陥った人々が村の診療所に次々と運ばれた。反体制派の活動家は、政府軍のヘリコプターから投下された爆弾から化学物質が周囲にまき散らされたと報告している。しかし、政権側は反体制派の仕業だと応酬した。被害者は100名以上にのぼる。

国営放送(政権側)は、ヌスラ戦線を名指しで批判し、今回のガスによる攻撃は彼らの仕業であり、2名が死亡、100名以上が負傷したと報じている。しかし、去年の夏に引き起こされたサリンを使用した大規模な攻撃の首謀者は政権側だと欧米は断定している。今回の攻撃が政権側の犯行である可能性は高いが、政府軍は過去の事例から小規模であれば使用しても問題ないと捉えている節がある。なぜなら、どれだけ人がどのような形で殺されようとも、国際社会がシリアに直接介入してくることはないと判断しているからである。

西側の高官は反体制派側が化学兵器を所持しているという情報は入っていない。しかし、一部の過激な勢力が政府軍に対して有毒な兵器を使用する可能性は否定していない。こう述べている。

化学兵器が使用されたからシリアの戦況に大きな変化が現れるのだろうか。僕は何も変わらないと思います。すでに去年の夏の軍事介入の危機がお流れになって以降、化学兵器はレッド・ラインではなくなりました。だからこれからいくらでも政府軍は化学兵器をバシバシ使ってくると踏んでいます。ただ一応、廃棄はされているようなので、サリンほど強力ではない有毒なガスの使用にとどまるのかと思います。