拾い読み

ここ1週間ほどシリアに関する詳しい記事を見ていませんでした。ツイッターの呟きを眺めていたぐらいです。シリアの記事は豊富にありますが、ありすぎて何から手を付けて良いのか分からない。だから、しばらく放置して、その後で気になった記事だけ拾い読みしようかと思っています。その際、利用するサイトはロイターがいいかなと。綺麗にまとめられているので。 http://www.reuters.com/places/syria

3300人から11000人ほどの義勇軍がシリアの戦闘に従事している。国籍は70を超える。また80パーセントが外国人勢力側、残り20パーセントが自由シリア軍側に付いている。外国人勢力の18パーセントが西側諸国、70パーセントほどが中東諸国で構成されている。the International Centre for the Study of Radicalisation (ICSR)からの報告。

3日間続いたアレッポでの空爆の死者は100名を超える。学校や交通機関を待つ市民を直撃。アレッポ西部と中央部は反政府軍の支配地域であり、政府軍は無差別にそれらの地域での空爆を行った。日曜日に行われた空爆で使用された「樽爆弾」では76名の一般市民が命を落とした。シリア人権監視団と国境なき医師団からの報告。

国連は33ヶ月に及ぶシリアでの内戦により、1600万人の人々が家を失い、飢えに苦しんでいると報告した。その支援に必要な額は65億ドルに及ぶ。シリア国内には25万人の人々が飢えと寒さに震えている。大半が政府軍に包囲され逃げ場を失った人々であるが、4万5千人は北部で外国人勢力に脅かされている。2014年までに予測される国内避難民930万人に23億ドル、エジプト、イラク、ヨルダン、レバノン、トルコに逃れている国外避難民410万人に42億ドルの支援が必要であると述べている。 何となく3つの記事を拾い読みしてみました。もう一つ気がかりなのが、外国人勢力と共闘するシリア人で構成されている部隊の台頭です。

http://www.reuters.com/article/2013/12/11/us-syria-crisis-usa-idUSBRE9BA08820131211

僕も組織名とか詳しくないから、下手なことは言えないんですが、トルコのハタイ県と接する国境Bab al-HawaがIslamic Front(IF)と呼ばれる組織に牛耳られたそうです。ここを拠点にしていた欧米からの支持を受けているSyrian Military Council(SMC)は追い出されました。IFは外国人勢力とFSAから離反した勢力との混成部隊だろうと思われます。外国人勢力がFSAを吸収してどんどん力が増しているのが北部の現状です。

http://www.aljazeera.com/indepth/features/2013/12/syrian-fighter-defects-qaeda-linked-group-201312158517493207.html

こちらもそうです。記事の内容はここでは説明しませんが、民衆の支持を失ったFSAの部隊が外国人勢力の傘下に加わることで一命を取り留める。シリアの民衆による革命が形を変えてグロテスクな様相を呈してきています。外国人勢力に吞まれていくFSA、彼らに共感して強硬派に転じるFSA、それらを見ていると何となく悲しくなる。