シリアについて思うこと

他人の記事を読み漁って、ブログの更新を続けてきました。可能な限り、主観を排除して、客観的に記事に書いてあることだけを書き綴ってきたつもりです。それでも、憤りから、個人的な意見が表に出てしまったことも何度もありました。今回は、一切の記事に頼らず、僕がシリアについて思うことを書きます。取材帳などを読み返すこともしないので、データや日付に誤りがあるかもしれません。ただ今思っていることをタイプしていくだけです。 続きを読む

シャッビーハ-追加-

今しがたツイッターを見てたら、ラタキアのNDF(National Defense Forces)のトップを務めるHilal Assadが殺害されたって呟きが流れていました。バッシャールの従兄に当たるのかな。詳しい報道は少しすれば出てくるとは思いますが。

まあ、シリアいろいろと騒がしいですね。ツイッター程度で見ている限りの知識ですが、ハタイ県でシリアの戦闘機がトルコ軍に撃ち落とされたり、ホムスはクラック・デ・シュヴァリエが反体制派から政府軍に支配権が移りましたね。ベイルートでも死傷者が出るほどの戦闘が起きてるし、トリポリは数十人の死者が報告されています。一つ一つ記事を拾って詳しく見ればいいのですが、とりあえず、今日は「シャッビーハ」で!

シャビーハでもシャッビーハでもどちらでもいいと思いますが、以前にもシャッビーハについては取り上げました。そのときのブログがこちらになります。http://t-sakuragi.com/?p=627 一年ほど前の記事だから、追加を付記するのも違和感がありますが、テレグラフからの引用になります。 続きを読む

カラモン攻防戦-終結-

http://www.understandingwar.org/sites/default/files/Qalamoun-Map.jpg

このマップを使うのも今回で終わりになるのでしょうか。カラモン攻防戦、アサド政権に軍配が上がったようです。ここを奪われたら、レバノンからの補給ルートがほぼ壊滅状態に陥るのではないでしょうか。反体制派の必至の抵抗もヒズボラの参戦により力尽きたか。いくつかの記事を並行して一連の動きを読み解きたいと思います。

http://www.reuters.com/article/2014/03/15/us-syria-crisis-town-idUSBREA2E06P20140315

カラモン一帯で唯一の反体制派の砦とされたYabroudが体制派(アサド政府軍、ヒズボラ)に圧倒されつつあります。反体制派の構成員は大半がシリア人主体のFSAとは異なる外国人部隊であるヌスラ戦線で固められています。先日、昨年12月に誘拐された修道女13名が解放されました。その交渉役の一人であり、ヌスラ戦線の指揮官Abu Azzam al-Kuwaitiは金曜日に殺害されました。 続きを読む

責任の所在-ある若者の死-追加-

最近は読書とアラビア語に時間を費やしています。日本を離れる際に持参する荷物はリュックサック一つ。最低限の衣類や日用品とデジカメとパソコンでリュックはパンパンです。書籍を入れる余地なし。買い込んだアラビア語の参考書も持参できません。辞書ぐらいです。なので、今のうちに読み漁っています。ブログの更新が停滞している言い訳でした。

ロイターを開いてみたら、トップがこれでした。「Mediator Brahimi says Syria election now wont aid peace talks」。ブラヒミをMediatorとはロイターは皮肉っているのだろうか。シリアで選挙が実施され、バッシャールが三期目を務めることになれば、和平交渉が頓挫することをブラヒミは懸念しているようです。ただブラヒミを仲介者という立場から去るべきだという意見が一部の大使から出ているようです。話し合いは必要ですが、今はその時期ではない。前回の和平会議からブラヒミは何を学んだのでしょうか。ウクライナの件もあり、欧米とロシアの仲裁も望めないでしょう。 続きを読む

Frontline-Syria’s Second Front-

Frontlineで気合の入ったシリアルポが取り上げられていました。2013年4月9日の「Syria Behind The Lines」から1年ほどが経過しての待望の新作です。必見です。

http://www.pbs.org/wgbh/pages/frontline/syrias-second-front/#a

こちらから視聴できる方はいいのですが、僕は制限がかけられていて見られないので、Youtubeにアップロードされるのをじっと待ち続けていました。

http://www.youtube.com/watch?v=vAopr8vIIIA

2部構成となっています。「Syria’s Second Front」と「Children of Aleppo」です。 続きを読む