Two years into the uprising

シリアでの民主化の波が押し寄せたのが、2011年3月とされています。正確な日付は定かではなく、3月中ごろから首都のダマスカス、北部のアレッポ、南部のダラーなどで大規模な反政府デモが発生しました。隣近所、肉親でさえ、政治の話題を口にしないほど厳しい言論統制が敷かれていたシリアで、「アラブの春」に触発された国民が立ち上がりました。

「シャーブ・ユリード・イスカータ・ニザーム」。アラビア語で「シャーブ」は「国民」、「ユリード」は「望む」、「イスカータ」は「落ちる」、「ニザーム」は「政権」。つまり、「国民は(アサド)政権が崩れることを望んでいる」という文句を大声で熱唱して、旧国旗を振り上げていました。その他にも「アッラー・スーリヤ・ホッリーヤ・バス(神とシリアと自由、それだけで十分だ)」とか「アダム・スンニ・ワヒド・ハイヤ・アルジハード(スンニ派の血は一つとなってジハードに向かおう)」とか「サウラー・サウラー・スーリーヤ・ホッリーヤ(革命!革命!シリアと自由に!)」などなど。実際に、僕が滞在していた2012年4月のダマスカス郊外のドゥーマ、2013年に訪れたアレッポでの反政府デモでこのような言葉が飛び交っていました。 続きを読む

メディアセンター

今週の金曜日に帰国しました。今回、シリアでの滞在は5日間だけです。アレッポに5日、その後、別ルートからシリア入国を試みるも、失敗。最終的に、トルコのイスタンブールで友人とクンピルを食べて、全てが終わりました。

現在、家賃が払えるかどうかという瀬戸際に立たされています。34歳ともなると、いろいろと大変です。 アレッポ。以前にもブログで説明したように、国境は開かれています。メディアの人間だろうと、観光客だろうと、誰でもシリアへの入国は可能です。アザズからアレッポまではプレスセンターからタクシーが出ています。値段交渉は懐次第で何とでもなります。

最近は北部の空港が軒並み制圧されているからか、首都からスカッドが飛来してきますが、ロシアンルーレットより当たる確率は低いと思いますので、数日滞在なら問題ないと思います。 滞在先ですが、アレッポは営業しているホテルが皆無なので、メディアセンターでの宿泊がお勧めです。後払いなので、フィクサーの利用状況などを考慮して、滞在日数×○○ドルを払えばいいかなあと思います。 続きを読む