停戦後の東グータの行方

アラビア語に触れない生活を10カ月ほどしていました。たまに現地のシリア人と会話をする際と週1回のアラビア語の授業を除いて。でも2週間ほど前から勉強を再開しました。特に理由はないのですが、時間を持て余していたので。なので、ブログは停滞してしまうかもしれません。ただシリアのニュースは毎日のように流れてきます。一時的な停戦が結ばれましたが、早速停戦違反の空爆が各所で行われているようです。

https://now.mmedia.me/lb/en/NewsReports/566674-regime-warns-residents-of-besieged-damascus-suburbs

停戦後、ダマスカス郊外の反体制派地域(東グータ)にアサド政権が上空からビラを撒きました。 続きを読む

ニュース拾い読み

シリアに関するニュースが一通り分かります。ロイターです。

http://www.reuters.com/places/syria

とても便利です。その中から一部を紹介できればと思います。

http://www.reuters.com/article/us-mideast-crisis-syria-turkmens-idUSKCN0VA2G0

先週からラタキア県からトルコへと逃げ込む難民が急増しています。ラタキアはトルクメン人が多く暮らしていますが、アラブ人も含めて3500人以上が土地を追われました。理由はロシアの空爆です。周知の事実ですが、ロシアはイスラム国よりも反体制派を主な標的にしています。特にラタキアはアサド政権の牙城でもあり、この辺りの制圧にはロシアは固執しています。 続きを読む

マーダミーヤ包囲網

数日前、トルコ在住の知り合いがマーダミーヤに現在も残る彼の友人とネット経由(携帯かもしれませんが)、話をしたそうです。その友人、いつからかはっきりとは分かりませんが、少なくとも1ヶ月以上は、まともな食事を摂っていないそうです。何を食べているのか。草とオリーブだけです。そのマーダミーヤに一筋の光?影?が薄っすらと差し込みました。

マーダミーヤはブログでも何度か取り上げましたが、ダマスカス近郊の地区です。化学兵器が使用された場所としても知られていますし、お隣のダーリーヤ地区と共にメッゼ軍事空港が目と鼻の先にあるため、容赦のない砲弾が雨のように降り注いでいます。去年、マーダミーヤはFSAの手に落ちました。以降、熾烈な戦闘が日々続いていましたが、陥落する気配が見られない。そこで政府軍は兵糧攻めに乗り出しました。町の周囲を軍で固めて、FSAだけでなく一般市民もろとも完全に孤立化させる。現在は、子供や老人が多数餓死しているほど状況は深刻です。数千人が閉じ込められていると一部では報じられています。 続きを読む