ニュース拾い読み

シリアに関するニュースが一通り分かります。ロイターです。

http://www.reuters.com/places/syria

とても便利です。その中から一部を紹介できればと思います。

http://www.reuters.com/article/us-mideast-crisis-syria-turkmens-idUSKCN0VA2G0

先週からラタキア県からトルコへと逃げ込む難民が急増しています。ラタキアはトルクメン人が多く暮らしていますが、アラブ人も含めて3500人以上が土地を追われました。理由はロシアの空爆です。周知の事実ですが、ロシアはイスラム国よりも反体制派を主な標的にしています。特にラタキアはアサド政権の牙城でもあり、この辺りの制圧にはロシアは固執しています。 続きを読む

飢えに苦しむ人々ーさらなる追加ー

http://www.middleeasteye.net/news/people-still-dying-starvation-besieged-syrian-town-despite-aid-delivery-1283601589

マダーヤではこの5日間でさらに5人の餓死者が出ました。国境なき医師団が支援する医療班からの報告では、12月から少なくとも35人が飢えにより亡くなりました。国際社会がマダーヤの惨状を非難するに及び、ロシアの国連副常駐代表Vladimir Safronkovは我々はヌスラ戦線のような過激な連中が住民を人間の盾として利用していることを懸念していると述べました。

http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/middleeast/syria/12100633/More-than-a-million-Syrians-under-siege-at-risk-of-starvation.html

包囲されている町はマダーヤだけではありません。数字の信憑性には疑問符が付きますが、シリア全土で100万人以上が飢えの恐怖にさらされています。”the use of food as a weapon of war is a war crime” 国連のパン・ギムン事務総長が明言しています。戦争犯罪。しかし、一向に兵糧攻めは止みません。 続きを読む

飢えに苦しむ人々ーさらに追加ー

マダーヤでの惨状がツイッターやフェイスブックを通して、世界に知れ渡り、状況が多少でも改善されたことは、大きな一歩だと僕は思います。すごく大きな一歩です。なぜなら、何年にも渡って、現在でも続いている惨状はマダーヤだけではありません。大半の地域が見捨てられている中でのマダーヤが救われたことは前進ではあります。果たして本当に救われたのかはまだまだ状況を見ない限り、分かりませんが。

http://www.nytimes.com/2016/01/15/world/middleeast/madaya-syria.html

Nisrineは包囲された町、マダーヤで教師をしていました。しかし、数週間前に教師を辞めざるを得ませんでした。なぜなら、学校に通えないほど子供たちが飢えに苦しみ、やせ衰えていたからです。病院では経口補水液を患者に与えるのがやっとで、雑草でスープを作り飢えを凌いでいました。 続きを読む

飢えに苦しむ人々ー追加ー

国境なき医師団からの声明です。

http://www.msf.org/article/syria-siege-and-starvation-madaya-immediate-medical-evacuations-and-medical-resupply

レバノンとの国境近くのマダーヤは2015年7月以降、アサド政権、ヒズボラによって包囲され、10月18日の食料配給を最後に、物資の供給が遮断されました。約2万人の人々が餓死の危険性があり、12月1日以降、国境なき医師団が支援している病院で23人の患者が命を落としました。

今回、アサド政権はマダーヤへの包囲網を一時的に解き、物資の搬送が許されるそうです。その際、まずは医薬品の搬入と病人の安全な場所への移送を優先させるべきだと国境なき医師団は述べています。23人の死者の内訳は、1歳以下の乳幼児が6人、60歳以上の高齢者が5人、その他の12人が5歳から16歳までの子供です。18人が男性で、5人が女性です。医薬品は底を尽き、栄養失調の子供たちに与えられるのは、糖分を含んだ医薬品のシロップくらいです。 続きを読む

飢えに苦しむ人々

民衆蜂起から武装闘争へと発展する中で、アサド政権が各地域で頻繁に行われた作戦が兵糧攻めです。補給路を断つ。互いの勢力が拮抗している地域であれば、補給路の寸断は容易ではありません。しかし、一つの大きな勢力の中にポツリと存在する敵対勢力には効果を発揮します。僕が思い浮かぶ中でも、ダマスカスのヤルムーク地区、マーダミーヤ地区、ホムスの旧市街、その他にもドゥーマなんかもそうですし、アサド政権が強い地域ではたいてい兵糧攻めは行われています。今回取り上げるのは、ダマスカス郊外の町、マダーヤです。

http://www.independent.co.uk/news/world/middle-east/war-in-syria-up-to-40000-civilians-are-starving-in-besieged-madaya-say-campaigners-a6793386.html

マダーヤは半年に渡るアサド政権の包囲網により、数百人が飢えに苦しんでいます。首謀者はアサド政権と共闘するヒズボラです。住民は飢えをしのぐため、雑草や昆虫、猫さえも口にしてきました。新年を迎えた日、活動家のNasir Ibrahim(仮名)は家族に食事を与えるために手入れたのは僅か50gのライスだけでした。 続きを読む